ディッキア成長記録:ディッキア・ローリングストーン(Dyckia ‘Rolling Stone’)その2編

Michael Kiehl氏作出のBrittle Star’ F3からの選抜品種、ディッキア・ローリングストーン(Dyckia ‘Rolling Stone’)。昨年3月に一株目を入手した直後に、まさかのご縁(樹祭)で入手した二株目。こちらはかなり古株らしく、株元が太く、年輪的な雰囲気がある。ローリングストーンは子株はほとんど出さないらしいけど、この株は複数子株が出て、群生的な雰囲気になっている。

 

 

株の情報


BSI登録番号(Bromeliad Cultivar Register):—
品種名(Cultivar Name):Dyckia ‘Rolling Stone’ cv. of ‘Brittle Star’ F3
育種家(Breeder):Michael Kiehl
作出国(State/Country):USA
種子親(Seed Parent):Dyckia ‘Brittle Star’ F2?
花粉親(Pollen Parent): Dyckia ‘Brittle Star’ F2?

(参照)FCBS Bromeliad Photo Index Database


 

成長記録:2019年4月~2020年1月まで

↓2019年6月上旬。4月下旬の樹祭で販売されていたローリングストーンの群生古株。こんな株にはまずお目にかかれないと思い、勢いで購入。

 

枯れた花芽、フェイクなどが入り乱れた状況だったんだけど、本当に伸びてきた。

 

しかも二つ!

 

↓2019年6月中旬。早めに開花。

 

花は細長く、雄しべも雌しべも細かったので、力を入れすぎると折れてしまい、交配作業はなかなか大変だった。Jaws、Mercury、Shock Spineなど、強力な品種と交配させた。

 

↓2019年8月下旬。大量ではないものの、ある程度結実した種が採れた。下の画像はShock Spineと交配して結実した種子。

 

交配作業をしている場所は、半日以上日陰なので、結構退色してしまった。

 

↓2019年11月初旬。種の収穫が終わったので、花芽はカットした。

 

 

やはりかなり弱々しい姿になってしまった。

 

 

 

 

 

 

↓2020年1月中旬。屋外加温温室に移動。また花芽がきてる(笑)温室内では今のところ伸びてきていないので、やはり春かな。

 

贅沢に二株所有しているのもあって、この二株目は積極的に直射に当てていなかったけど、古株がしっかり仕上がった姿が見たいので、春には鉢増しして、かっこよく仕上げたい。

 

以上、約9ヵ月の成長記録でした~また追加報告したいと思います。

Dyckia ‘Rolling Stone’

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