ディッキア成長記録:ディッキア・レッドクリムゾン(Dyckia ‘Red Crimson’)編

タイのSueb氏作出のディッキア・レッドクリムゾン(Dyckia ‘Red Crimson’)。昨年11月にBSI(BCR)に登録されたみたい。親株のすごい姿を写真で見てたので、どうしても欲しくて、冬期に購入(このパターン多いw)。

 

株の情報


BSI登録番号(Bromeliad Cultivar Register):15799
品種名(Cultivar Name):Dyckia ‘Red Crimson’
育種家(Breeder):Sueb Anyamaneetrakul
作出国(State/Country):Thailand
種子親(Seed Parent):Dyckia ‘Arizona’ F2
花粉親(Pollen Parent): Dyckia ‘Heaven and Hell’


 

成長記録:2019年1月~2019年12月まで

↓2019年1月中旬。分頭株を分けて活着させたものを購入。発根してるんだけど、成長点あたりはかなり貧弱なので、一から作り直す覚悟をした。

 

成長点以外の葉は強烈(笑)

 

↓2019年5月下旬。春先まで室内の加温設備で養生して、5月から屋外へ。徒長葉だけど、かなり葉数が増えてくれてほっとした。

 

 

↓しかしこのタイミングでまさかの花芽が!

 

↓2019年7月初旬。成長させるために切るか、開花させるか迷ったんだけど、やはりRed Crimsonの交配を見てみたいという欲には勝てず、開花・交配させた(笑)

 

新葉の鋸歯が少しずつ良くなりはじめた。

 

↓2019年8月下旬。開花・交配した分はしっかり結実し、種子の収穫を完了して、再び直射環境へ。しばらく交配作業用に日当たりの悪い場所にいたので、かなり退色してしまった。鋸歯はさらに詰まって、良くなってきた。普通の品種なら、これでも十分合格点。

 

 

↓2019年9月下旬。さらに葉数は増えたんだけど、成長点が貧弱になってガッカリ。今年はこんな感じで終わってしまうのか~、来年に期待するか~と思ってた。

 

 

↓2019年10月初旬。しかしさすがRed Crimsonは、それでは終わらなかった。成長点からフックの効いた鋸歯が生えてきた。

 

↓2019年10月中旬。続々とすごい鋸歯が増えてきた。すごく勢いを感じる。

 

 

↓2019年10月下旬。そして気がつけばこんな感じに。すんごい鋸歯!

 

 

 

↓2019年12月初旬。結局大爆発。まさかの秋に急加速した。かっこよすぎる!

 

 

 

短い期間に、開花までしてるのに、びっくりするくらい成長してくれた。今年はさらにここから成長させるつもりなので、もう楽しみで仕方ない。

 

以上、約7ヶ月の成長記録でした~また追加報告したいと思います。

Dyckia ‘Red Crimson’

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