ディッキア成長記録:Dyckia ‘Mercury’ x ‘Squid’編

この株は、当時、MercuryやBattle Axeが手に入らなくて、なんとかMercury系統のハイブリッドをと思って購入したQdyckia産のハイブリッド。まさかここまでになるとは、まったく思ってなかった(笑)

 

 

株の情報


BSI登録番号(Bromeliad Cultivar Register):—
品種名(Cultivar Name):—
育種家(Breeder):Q(Qdyckia)
作出国(State/Country):Thailand
種子親(Seed Parent):Dyckia ‘Mercury’
花粉親(Pollen Parent): Dyckia ‘Squid’


 

成長記録:2017年12月~2019年12月まで

↓2017年12月下旬。赤みはまったくなく、黒っぽい地色の株だと思い込んでいた。とにかく鋸歯のゴツさが気に入っていた。

 

 

↓2018年4月下旬。葉数を増やしつつ、ムキムキ感を増してきた。

 

↓2018年5月初旬。あまりにかっこ良かったので、写真を取り込んでデータ化し、最終的にTシャツにして販売してしまった(笑)(現在も販売中

 

 

 

 

↓2018年7月初旬。本格的に動いて、赤みが出てきた。

 

 

↓2018年7月下旬。赤い地肌にトリコームが出てきた。この時ようやく、モノトーンの株ではないことを知った(笑)

 

 

↓2018年8月初旬。さらに赤みを増しながら、葉数を増やしてきた。

 

 

↓2018年8月下旬。噴水上にグッと成長した。葉の赤と鋸歯の白のコントラストが美しく、Brittle StarやHeven and Hellを思わせる配色になって、かなり驚いた。

 

 

↓2018年11月中旬。残暑の中、よりコントラストが強くなった。

 

 

↓2018年12月初旬。寒さでトリコームが濃く出て、葉色も鮮やかになり、かなり美しい姿に進化した。鉢の底まで葉が伸び、鉢を持つものギリギリの状態だった。

 

 

↓2019年2月中旬。冬越しは室内で、時々日光浴をさせていた。

 

↓2019年4月下旬。室内に取り込んだ影響で、葉色はかなり退色した。

 

↓2019年5月初旬。さらに退色が進んで、花芽も伸びてきた。屋外に出す前に鉢増しをしようとしたところ、頭から落としてしまい、成長点付近を傷めてしまった。。。痛恨!

 

 

↓2019年7月下旬。5月以降、ダメージを考慮して、遮光環境で調整していた。その間に開花し、様々な品種と交配させた。種を採取後は、直射環境へ。

 

↓2019年9月中旬。7月末から直射を浴びて、かなり復活してきた。

 

 

↓2019年9月下旬。短い間に一気にトリコームが濃くなって、かなり白さを加えた美しい姿になった。

 

 

 

↓2019年10月下旬。寒さで葉色とトリコームのバランスが良くなった。一年前と比べると、葉にも強くトリコームがでるようになった。新たに花芽も出てきた。

 

 

↓2019年12月中旬。ほぼこの姿で固定された。落下ダメージを受けた頃の葉が、下のほうに回ってきたので、古い葉が枯れれば、さらに美しく仕上がりそう。

 

 

 

 

春にはまた開花して、交配できそうで楽しみ。単頭も維持してくれて、助かる~。しかし、なぜかなかなか子株を出してくれないんだよな~(涙)

 

以上、約2年の成長記録でした~また追加報告したいと思います。

Dyckia ‘Mercury’ original clone x ‘Squid’

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