ディッキア・マグニフィカ:Dyckia magnifica
Dyckia ‘Liz Taylor’の名前で譲っていただいた、原種ディッキア・マグニフィカ:Dyckia magnifica。アメリカで、Constantino氏由来のmagnificaの種子からの実生株を、Dyckia ‘Liz Taylor’として販売した人(会社?)がいたらしく、magnificaがLiz Taylorの名前で販売されていることがあるそうで、この株は恐らくそういった経緯で日本に入った株と思われる。この株はそんな名前はどうでも良くなるくらい巨大でカチカチでかっこいい。2mくらいの花芽を伸ばして開花してくれた。
とにかく巨大で、花芽も長い。交配作業がしたくても、脚立がないと大変(笑)
花は小さく、繊細で、力を入れるとポロッと取れてしまう。そのため、今年は環境が整っていないと判断して、交配はあきらめた。
多分、飛び出しているのが雌しべで、その手前に複数見えるのが雄しべだと思う。
アップにしたら分かるかと思って、必死に拡大してみたけど、余計わからなくなった(笑)
株の様子。めちゃくちゃゴツくてかっこいい。葉先は春の直射でも傷んでしまった。
この葉がカッチカチなので、トゲに引っかかろうもんなら悶絶する痛さ。
magnificaのハイブリッドをほとんど見ないのは、交配が難しいからなのか、いいハイブリッドが生まれないからなのか、どっちなんだろう。来期はしっかり準備を整えて、花粉も用意して、自分で交配を成功させて、確かめたいと思う。
–
↓これまでの成長記録↓
Dyckia magnifica