ディッキア成長記録:ディッキア・ヘブンアンドヘル(Dyckia ‘Heaven & Hell’)その1編

ビル・ベイカー氏の代表作にして、ディッキアハイブリッド品種の代表格とも言える、ヘブンアンドヘル(Heaven and Hell)。たくさんの育種家さんによって、かなりの数のハイブリッドが生み出された今でも衰えない人気とかっこよさは、本当にすごいと思う。

株の情報


BSI登録番号(Bromeliad Cultivar Register):10296
品種名(Cultivar Name):Dyckia ‘Heaven and Hell’
育種家(Breeder):Bill Baker
作出国(State/Country):USA
種子親(Seed Parent):Dyckia ‘Arizona’ x ‘Brittle Star’
花粉親(Pollen Parent):Dyckia ‘Brittle Star’


 

成長記録:2017年12月~2019年12月まで

↓2017年12月下旬。ディッキアを育てるようになって半年も経っていなかったので、初めての高級品種に、ドキドキしながら購入した。めちゃくちゃ退色していたし、知識も無かったので、正直、本当にHeaven and Hellかは自信が無かった。

 

冬購入だったので、しっかりと根を動かすために、LEDの上で温めていた。

 

 

 

↓2018年1月下旬。まだまだ動き無し。はやく赤くなってほしいとずっと思ってた...

 

↓2018年4月中旬。動き出したと思ったらいきなり分頭。

 

 

↓2018年6月初旬。若干色づいてきた。しかしこの時期でも姿がイマイチなので、これは残念ながらニセモノだったか~と思い、Dyckia hyb.として管理しはじめた(笑)

 

 

↓2018年7月下旬。直射を浴びせ続けていたら、急激に鋸歯が鋭くなり、トリコームが乗って、葉色も鮮やかな赤紫が出始めた。

 

 

 

↓2018年10月初旬。急激に成長してきたので、慌てて鉢増し。かなりの根鉢になっていて、子株も確認できた。以前は根がまだ貧弱だっただけなのか!と気づいて、再びHeaven and Hellとして管理(笑)

 

 

 

↓2018年10月下旬。どんどん鋸歯がデカく、立派な形になってきた。

 

 

↓2018年11月初旬。かなり安定した。このまま12月前後まで屋外のままで、積雪のタイミングで取り込んで、屋内無加温で越冬させた。

 

↓2019年3月初旬。暖かくなってきて、屋外に移動したばかりの頃。まだ退色した状態。

 

 

↓2019年6月初旬。かなり鮮やかになり、ぐんぐん成長してきた。

 

 

 

↓2019年9月中旬。夏の間は最高のポジションで太陽に当てまくった。水もかなり欲しがったので、多めに与えて、液肥も定期的に与えたところ、鋸歯が詰まって、大型化してきた。

 

 

 

 

↓2019年12月初旬。真っ白でフックのきいた、めちゃくちゃかっこいい鋸歯が出てきた。自分の中では、これがヘブンアンドヘルのイメージだったのでかなり嬉しかった。


 

 

本当に劇的に変化してくれた。かなり鉢からはみ出してるので、来春は我が家にはまだ無いサイズの、巨大な鉢を買って、鉢増ししようと思う。

 

Heaven and Hell育成暦の長い先輩方の大株を見ると、さらにここから大型化してかっこよく変化していくようなので、本当に楽しみ。

 

これとは別に、ディッキアの大先輩から、ブライアン・チャン氏由来の貴重なHeaven and Hellをいただいて、育成しているので、そちらの成長も楽しみ♪

 

以上、約2年の成長記録でした~また追加報告したいと思います。

Dyckia ‘Heaven and Hell’

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